自立した子供の育て方に必要なこととは?『自分でできる子に育つほめ方 叱り方』島村華子

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自立した子どもに育って欲しいけど、どうしたらいいの?

子どもが言うことを聞かないから、つい怒ってしまった。。。

子どもの叱り方がわからない。。。

といった悩みをお持ちじゃないでしょうか。

実際、私も4歳になる子どもがいますが子どもの育て方や叱り方について悩みがつきません。

正しい叱り方っていったいどういうことなんだろう?

といった感じです。

この記事では、自立した子供の育て方に参考になると感じた「自分でできる子に育つほめ方 叱り方」という本を紹介します。

今回紹介する本を読むことで以下の3つのポイントを理解することができます。

  • 自立した子育てに育つほめ方と叱り方がわかる
  • 子どもの行動で困ったときの対処法がわかる
  • 子育てに悩まない考え方がわかる

是非、最後まで読んでいただき、自分なりの自立した子供に育てるためのほめ方や叱り方を見つける参考にしてみてください。

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子どもへの接し方で意識したいこと

普段何気なくしていることが、子どもの成長にかかわってきます。

でも、何をどう気をつけたらいいのか分からないですよね?

本書では、子どもの接し方において特にほめ方と叱り方についてこのように説明されています。

「褒美を与える」と「罰する」は、アメとムチです。そのつもりがなくても、親はこのアメとムチを使うことで、子どもの行動を親の思いどおりにコントロールできてしまいます。(中略)

子育てにおいて「無条件の接し方(無条件子育て)」をする場合、子どもの行動の善しあしにかかわらず愛情を注ぎます。子どもをコントロールするのではなく、気もちを考え、行動の理由に向き合います。これに比べて「条件付きの接し方(条件付き子育て)」は、子どもが大人の思いどおりに行動したときにだけ愛情を与え、逆に期待に沿わなかったときには愛情を引っ込めます。(中略)

愛情をエサにする接し方を繰り返すと、ほめられたときに愛されていると感じ、逆にそうでないときには愛されていないと感じてしまうのです。(中略)

愛情をエサにすることなく、たとえ子どもが親の沿わない行動をしても愛しているということを示すのです。

引用元:『自分でできる子に育つほめ方 叱り方』島村華子

私は、正直条件付きの接し方をしていると感じました。

アメとムチは楽なのでつい使ってしまいがちではないでしょうか。

親の沿わない行動をしても怒らず愛しているということをどう示したらいいのか具体的に次の章から本の内容を引用して説明していきます。

自立した子育てに必要な3つのほめ方

自立した子どもを育てるためにはほめ方が重要になります。

ほめ方によって、子どもにプレッシャーを与えたりモチベーションを下げてしまいかねません。

じゃあ、どんなほめ方が良いのか?

本書では、ほめ方には以下の3つが大切だと説明があります。

  1. プロセスをほめる
  2. 具体的にほめる
  3. 子どもに質問をする

それでは、1つずつ見ていきましょう。

1.プロセスをほめる

子どもをほめる時、ただ単純に「すごいね」や「よかったね」といった言葉をいいがちです。

でも、それは良い子どものほめ方ではないみたいです。

本書では、良い子どものほめ方として次のように説明しています。

子どもをほめるときに大切なのは、能力や性格をたたえるのではなく、取り組んでいる過程での努力や挑戦した姿勢、やり方を工夫した点などに言及し、励ましてあげることです。

たとえば、子どもがテストで100点をとったとします。「100点とれたなんて、本当に頭がいいね!」とおおげさにほめる代わりに、「100点をとれるまで努力してきたんだね!(努力)」「いろいろなやりかたを試して、答えを導きだせたね!(やり方)」というような声かけをしてあげましょう。

引用元:『自分でできる子に育つほめ方 叱り方』島村華子

つい、結果だけを見てほめてしまいがちですが、子どもは結果だけじゃなくその経過についてもほめて欲しいとあります。

自分に置き換えて考えてみるとよく理解できます。

私の場合は、特に結果がよくなかったときほどプロセスをほめてくれたら嬉しかったと思うことがあります。

誰でもそうですが、うまくいかないときの方が多いのではないですか?

だから、子どもがどんな風に頑張っているのかしっかり見てあげる必要がると感じました。

2.具体的にほめる

子どものほめ方で2つめに大事なことは、具体的にほめるです。

本書では、次のように説明しています。

「すごいね」と言われても具体的な理由なしには自分の優れているところ、また努力が必要なところがわかりにくいものです。(中略)

具体的なフィードバックをもらった場合のほうが、次のパフォーマンスに向けてモチベーションが自然と上げります。(中略)

「上手」「よくできました」と大人の評価を押し付けることを避け、見たまま(色・形・数など)を具体的に表現してみるのです。

たとえば、子どもがおもちゃのレゴをつくってあなたに見せにきたとします。それを評価したり、おざなりに言うのではなく、具体的に「たくさんの色を組み合わせたら、カラフルになったね!」「ここには違う色を使ってみたんだね!」というような声かけをしてあげましょう。

引用元:『自分でできる子に育つほめ方 叱り方』島村華子

「すごいね」と、すぐに言ってしまいがちですが、具体的にどこを工夫して頑張ったのか見たうえで「すごいね」と、言ってあげたいと感じました。

3.子どもに質問をする

子どものほめ方で3つめの大切なのが、子どもに質問をすることです。

子どもに質問することを、本書では次にように説明しています。

ほめる言葉を伝えるだけでなく、子どもにどんどん質問しましょう。

大切なのは、子ども自身がどう感じたか、どう思ったかということであり、親がどう思うかはそれほど重要ではありません。

質問するときは、「楽しかった?」など「はい」か「いいえ」で答えられるような広がりのない選択解答形式の質問は避けることが重要です。

「どういうものをつくったのか教えてくれる?」など、会話のキャッチボールができるような自由回答形式の質問をしましょう。(中略)

ここでも具体性が重要になります。たとえば幼稚園や保育園などのお迎えに行ったときに「今日はどんな日だった?」と聞いても「わからない」とか「知らない」と子どもに回答された経験はありませんか。これは、子どもがたくさんあるできごとのなかから情報を整理しきれないからです。

「今日、お友だちと一緒にいて、いちばん楽しいことはなんだった?どうしてそう思うの?」というように的を絞った質問をしてみましょう。

引用元:『自分でできる子に育つほめ方 叱り方』島村華子

今まで、何も考えず「楽しかった!」などといった広がりのない質問を投げかけていました。

思い返すと、具体的に聞いても子どもには答えられないと決めつけていたのかもしれません。

それに、子どもが答えやすい質問について考える必要があると感じました。

自立した子育てに必要な4つの叱り方

自立した子どもを育てるためには、ほめ方だけではなく叱り方も重要です。

叱り方によって、子どもが反発的な態度をとったり罰を与えても反省を促さなくなってしまいます。

じゃあ、どんな叱り方が良いのか?気になりますよね。

本書では、叱り方には以下の4つが大切だと説明があります。

  1. 否定の言葉をできるだけ使わない
  2. 努力やプロセスに注目する
  3. してほしくない行動の理由を説明する
  4. 気持ちを正直に伝える

それでは、1つずつ見ていきましょう。

1.否定の言葉をできるだけ使わない

子育てをしていて「ダメ!」や「やめて!」といった言葉をよく使います。

「ダメ!」などの否定的な言葉について本書では次のように説明しています。

子どもに対して、つい「それダメ!」「これダメ!」「違う!」「やめて!」と否定的な言葉を使って叱ることが口ぐせになっていませんか。もちろん、道路に飛び出しそうになるなどの危険な状況では「ダメ!」と言うこともやむを得ません。(中略)

子どもは、「ダメ」「やめて」「違う」といった言葉を聞き続けると、脳が脅威を感じて戦闘モードに入り、フラストレーションが爆発しやすい状態になります。(中略)

まず「ダメ!」と口走る前に、子どもが何をしたかったのか、何を言いたかったのかを理解し、ありのままの子どもを受け入れたうえで手を差し伸べるということです。

引用元:『自分でできる子に育つほめ方 叱り方』島村華子

子どもの行動はなかなか理解できないことが多いですが、行動の裏側にはきっと子どもなりの理由があるはずです。

すぐには、なかなか実行できないかもしれませんが、まずは「ダメ!」と言う前に子どもが何をしたかったのか考えるだけでも子育てに良い影響を与えるのではないでしょうか。

2.努力やプロセスに注目する

叱るときは「なんでできないの!」といった言葉をかけてはいけません。

本書では、叱り方について次のように説明しています。

ほめるときの声かけと同様、叱るときも「人中心」の批判を避けて、過程(プロセス)を中心に声をかけることが重要です。人中心の批判とは、子どもの性格、能力、あるいは外見の欠点や短所を責める叱り方のことです。

一方で、過程や手法中心の声かけとは、結果に至るまでの努力(あるいは努力の足りなさ)ややり方(あるいはやり方の未熟さ)に対してネガティブな評価なしに具体的にフィードバックを与えることです。

引用元:『自分でできる子に育つほめ方 叱り方』島村華子

自分に置き換えて考えてみると、親や周りに否定されて自分にはどうせできないと無力感にひたったことを思い出します。

私の場合は勉強がそうでした。

やる前から自分は勉強が得意じゃないから、やっても意味がないと決めつけてネガティブなイメージが頭に染みついていました。

今では、まったく勉強に対してネガティブなイメージをもっていないわけではないですが、自分のために勉強をするようになって、ようやく少し勉強が好きになりました。

子どもにはそんな思いはさせたくないので、できるだけ否定的な言葉を使わず叱ることを気を付けたいです。

3.してほしくない行動の理由を説明する

子どもが危なくないように「ダメ!」の一言で片づけてはいけません。

なぜ自分の行動がダメなのかがわからないからです。

本書では、子どものしてほしくない行動の叱り方について次のように説明しています。

一方で具体的な理由で説明された場合、自分の行動と結果の因果関係(例:お友達を叩いたら、お友達が泣いた)を初めて理解するようになるほか、他者への影響を指摘することで(例:叩かれたお友達は悲しかった)、相手を思いやる気もちが生まれるのです。

たとえば、子どもがスーパーで走りだしたとします。つい「危ない!ダメだよ!」と口走りそうですが、代わりに「走るとぶつかったりして、あなたじゃなく、ほかの人もけがするかもしれないから、ここは一緒に歩こうね」というような声かけをしてあげましょう。

引用元:『自分でできる子に育つほめ方 叱り方』島村華子

子どもが、なぜしたらダメなのかを理解してもらうために行動の理由を面倒くさがらずに説明する必要があります。

4.気持ちを正直に伝える

子どもがすぐに行動してくれないので「はやくして!」と、つい怒ってしまってはいけません。

親の都合で怒ってしまっているので、子どもに伝わらないからです。

本書では、子どもとのコミュニケーションを次のように説明しています。

「わたしメッセージ」とは、相手を批判したり否定したりせずに、「私」自身の気もちを中心に、自分自身がどう感じているか、またその理由は何であるかということを伝えながらコミュニケーションをとる方法です。

たとえば、外出前にスムーズに支度をしてくれない子どもに対して、「朝、時間どおりにおうちを出られたら、私は安心するんだけどな。遅刻すると教室の邪魔になるから、次からは時間通りにおうちを出られるように一緒にがんばってみようか」というように伝えます。

親自身が自分の気もちを正直に提示し開放することは、子どもが相手の感情を思いやるきっかけとなり、円滑な人間関係を築く力が身につくといわれています。

引用元:『自分でできる子に育つほめ方 叱り方』島村華子

親子の良い人間関係を築くためにも、子どもが納得して理解してくれるように言葉を考える必要があります。

子どもの行動で困ったときの対処法

子育てをしていて、子どもが片付けをしないなどなかなか言うことを聞いてくれなくて困ることが多いと思います。

この章では、子どもの行動で困ったときの対処法を次の3つに絞って紹介します。

  1. 子どもがなかなか言うことを聞かない
  2. 祖父母の甘やかし
  3. 野菜を食べてくれない

それでは、1つずつ見ていきましょう。

1.子どもがなかなか言うことを聞かない

子どもがなかなか言うことを聞かないと考える前に、それは自分のためか子どものためなのか考える必要があります。

本書では、子どもがなかなか言うことを聞かないときの対処法について以下のように説明しています。

たしかに厳しく叱らないといけないときはありますよね。模範(例:食事中のマナー)を教えたり、子ども自身の安全(例:道路に飛び出す)やまわりの安全(例:友達を傷つける)、環境へのいたわり(例:物を壊す)に関わるようなときには、注意を促す必要はあります。(中略)

時間がないときは焦り、時間どりに行動できないときはイライラしますよね。買い物中に癇癪を起されたらまわりの目も気になりますし、迷惑がかかると思い、困ってしまいますよね。泣き叫ぶ我が子を抱きかかえて、その場を去らなければならないときもあるでしょう。

しかし、原則的にこういう状況でも叱り方は変わりません。子どもの気もちをいったん受け止めたうえで、プロセス中心に声をかける、あるいは「わたしメッセージ」を使い、理由を説明してください。(中略)

子どもに対して怒る自分の理由がどこから来ているか、世間体なのか、あるいは本当に子どものためを思ってなのかを一度立ち止まって考えてみることが大切でしょう。

引用元:『自分でできる子に育つほめ方 叱り方』島村華子

自分自身に当てはまることですが、イライラしているときの子どもへの発言は自分の気もちを優先してしまっていることが多いです。

早く出かけたいから用意してだったり片付かないから早く食べてなど、子どもがどう感じているのか考えていないことに気づかされます。

2.祖父母の甘やかし

祖父母は孫を甘やかしぎみですが、ほっとておくと子どもの成長に悪い影響を与えてしまいます。

本書では、祖父母の甘やかしの対処法について次のように説明しています。

祖父母と質の高い時間を多く過ごした子どもは、お年寄りに対してポジティブなイメージをもつようになるというメリットがある一方、両親が共働きなどで祖父母に面倒を見られている子どもたちは肥満になる確率が1.6倍高くなることが日本での研究でわかっています。(中略)

「わたしメッセージ」は子どもだけでなく、大人とのコミュニケーションにも使えるツールです。親や義父母に対して、自分の子どもを愛してくれている感謝を伝えたうえで、自分たちの気もちややり方を、理由を交えて具体的に伝えるような話し合いの場をもってみてください。

親世代の期待や子育てに対する意見にも傾聴(アクティブ・リスニング)したうえで、誰のための子育てなのかということをテーマに、「ありがとう」の気もちをもちながら交渉してみましょう。

引用元:『自分でできる子に育つほめ方 叱り方』島村華子

祖父母に言いにくいと感じる方もいると思います。

その場合は、旦那さんは旦那さんのご両親、奥さんは奥さんのご両親に自分の子育てについて話しをするのが良いです。

自分の両親なら話しやすいでしょうし、ご両親も話を聞いてくれるでしょう。

3.野菜を食べてくれない

野菜を嫌いな子どもは多いですが、無理に食べさせることも子どもに悪影響を及ぼす可能性があります。

本書では、野菜を食べてくれない対処法について次のように説明しています。

子どもに栄養をとらせようと、「あと2口ブロッコリーを食べたらクッキー食べていいよ」とつい言ってしまう方も多いと思います。しかし、この食べ物を褒美と罰に使ってしまうことにはさまざまな悪影響があります。(中略)

食べ物を褒美や罰として使うことで、子どものためと思っていたとしても、健康的な食生活からますます離れてしまうばかりか、結局子どもの行動をコントロールしていることには変わりはないのです。(中略)

野菜を食べないことでパニックになる必要はありません。(中略)

特に幼い子どもは新しい食べ物(食感や見た目の違い)に抵抗を示すことがよく知られています。(中略)

食材の買い物に行くときや料理のときにできるだけ子どもを巻き込んでみましょう。買い物も料理も小さな子どもと一緒だと余計に時間がかかりますし、より負担は増えるとは思います。ただ、小さい子どもでも食材をかごにいれたり、あるいはレタスを手でちぎったりと、できることはたくさんあります。そして子どもも自分が関わったほうがより食べることに興味が増す可能性が高まります。

引用元:『自分でできる子に育つほめ方 叱り方』島村華子

正直、子どもが嫌がっても野菜を食べさせる必要があると思っていました。

自分自身に置き換えて考えてみると、子どもの頃あまりお菓子を食べさせてもらえなかったからか、大人になってからの方がお菓子をよく食べるようになっています。

子どもに食べものに興味をもってもらえるか考える必要があると感じました。

子育てに疲れないために必要な2つのこと

子どもがなかなか言うことを聞いてくれないから自分の育て方が悪いと決めつけたりすると子育てに疲れてしまいます。

子育てに疲れすぎると子育て自体が楽しくなくなり子どもにイライラすることが増えて悪循環に陥ってしまいます。

この章では、子育てに疲れないために必要な2つのことを説明します。

  1. 完璧を捨てる
  2. 自分自身の幸せを考える

それでは、1つずつ見ていきましょう。

1.完璧を捨てる

子育てで疲れすぎないようにするためには、〇〇するべきといった考えを捨てる必要があります。

本書では、子育てで疲れないための対処法として次のように説明しています。

母乳をあげるべき、料理をするべき、キャラ弁をつくるべき、送り迎えをするべき、手づくりするべき、家事をするべき、家族の面倒を見るべき、家にいるべき、産休をとるべきと、例をあげればきりがありません。

この「母親は~しなければいけない」という無言の社会的プレッシャーは、母親の罪悪感や劣等感、ストレス増加、そして極度の疲労に大きく関係しています。これは多大な期待をされている場合、人は失敗やミスに対する恐怖心に煽られ、不安に感じることが多くなるからです。(中略)

残念ながら、「ふつう」に「みんなと同じ」ようにふるまうべきだという考え方は、自己の社会におけるアイデンティティを保つために日本では根強く残っています。言うまでもなく、もうすでに十分がんばっているお母さんたちにとって、この「理想像」のようにというのは苦しいものなのです。

引用元:『自分でできる子に育つほめ方 叱り方』島村華子

理想をかかげすぎると、本当は頑張っているのに頑張っている感じがしなくて疲れだけがたまっていくように感じてしまいます。

理想像はできるだけ低く設定することが大切なのかもしれません。

2.自分自身の幸せを考える

子育てで疲れないために、もうひとつ大事なことが自分自身の幸せが何かを考えることです。

本書では、自分自身の幸せを考えることについて次のように説明しています。

実際に仕事と子育ての両立で焦ったり罪悪感を感じたり、あるいはストレスを感じている母親と一緒に時間を過ごすほうが、子どもの心にネガティブな影響があることがわかっています。つまり、母親自身の心の満足度が高い状態であることが非常に大切だということです。

親自身が幸せであれば、子どもに与えられることも増えるでしょう。「完璧でなくてもいい」「お惣菜をうまく使って料理をするのもあり(手づくりでなくてもよい)」「失敗をすることもある」と自身が抱く親に対するイメージを変えるように意識してみれば、自分にもっと優しくできるかもしれません。

そもそも全力でがんばっているのですから、「手抜き」なわけはないのです。そして一人でがんばる必要もないのです!

引用元:『自分でできる子に育つほめ方 叱り方』島村華子

完璧主義な人は自分自身の幸せが何かを見つけるのが苦手なように感じます。

だから、目標は低く設定してゆっくり自分が何をしたいか考える余裕をもつことが大切ではないでしょうか。

自立した子育てに必要なこととは?『自分できる子に育つほめ方 叱り方』島村華子・まとめ

自立した子どもに育てるためには、大人の考えを子どもに知らずにおしつけてしまわないように子ども目線で考えることが大切です。

知らず知らずのうちに子どもの行動を親の都合の良い方に誘導しているかもしれないと、落ち着いて考えてみましょう。

それは子どものためか自分のためか自分自身に問いかけてみるのも良いと思います。

子どもが自分自身で道を切り開いていけるように、叱り方やほめ方を考えていきましょう。

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