一般的に子どもが2歳ころになるとイヤイヤ期がはじまります。
イヤイヤ期の大変なことのひとつが、子どもがご飯を食べてくれないことです。
「もっと遊びたいからといってご飯を食べてくれない」
「ひとくちでもいいから食べてみようよ!といっても、野菜が多いから食べてくれない」
「嫌いな野菜を細かくきってわからなくしても、味が嫌いといって食べてくれない」
といった悩みをおもちのお母さんが多いのではないでしょうか?
一生懸命子どものことを考えてつくったのに、食べてもらえないと傷つきますよね?
イヤイヤ期の子どもに対して真正面から向き合うだけでは精神的に疲れてしまいます。
精神的にまいってしまうと子どもは好きなのに子育てが嫌になってくる恐れがあります。
そこで、実際に4歳の子育てをしている私がイヤイヤ期でご飯を食べてくれない子どもの対処法について解説します。
この記事を読んで頂くことで、具体的に以下の内容がわかります。
- なぜイヤイヤ期でご飯を食べてくれないのか?がわかる
- イライラが少なくなる
- イヤイヤ期のご飯を食べさせる工夫
ぜひ最後まで読んでいただき、自分なりのイヤイヤ期の子どもの対処法を見つけるための参考にしてみてください。
イヤイヤ期でご飯を食べなくても気にしない

イヤイヤ期で子どもがご飯を食べてくれないなら、食べさせなかったらいいのです。
無理にでも食べさせないとダメだ!
と思ってしまったら自分を追い込むだけです。
食べないなら仕方がないと一度ほっておいてみてください。
なんだかんだいっても、お腹が減ったら何かしら食べたくなるものです。
それに、子どもがまだ遊びたいと言っているのは本心なはずです。
遊ぶことに満足したらご飯も食べてくれます。
遊ぶことが好きなように食べることも子どもは大好きです。
強制すると余計に食べなくなるから

子どもがまだ遊びたいのに無理やりご飯を食べるように強制すると余計に食べてくれません。
私の娘にかぎった話なのかもしれませんが、ご飯を食べたくないと言うときはたいてい遊びたりないときです。
ご飯を食べてくれないとき、イライラしますよね?
でも、それって親の都合ですよね。
確かに早くご飯を食べてくれないと洗い物もできないし、家事の段取りがくるってしまいます。
ただ、子どもにも同じように都合があるのです。
親からすると子どもの遊びたりないという理由はくだらないかもしれません。
でも、子どもにとって遊びたりないという感情はとても大切です。
子どもにとって遊ぶことは仕事と同じと聞いたことはないですか?
それは案外真剣な話かもしれません。
だって遊びたりないと満足できない子どもはずっと心が満たされないまま育ってしまうことになります。
心がみたされないと自分に自信をもつことができません。
それくらい心を満たすことは重要なんです。
だから、ちょっとだけ子どものペースに合わせてみませんか?
義務感がストレスになるから

イヤイヤ期に限らず子育てで気をつけたいことが、完璧主義にならないことです。
子育てが精神的に疲れてしまうことが一番よくないことだと思います。
だから、食べないとダダをこねてどうしようもないなら無理に食べさせなくてもいいじゃないですか。
食べたくないならほっておいてもいいんです。
子どもだってお腹がへったら食べたくなるし、野菜をいっぱい食べなくても大きくなるにつれて少しずつ食べれるようになります。
自分もそうじゃなかったですか?
子どものときはニンジンやピーマンが大嫌いだったのに、今でも普通に食べれる。
大事なのは、イヤイヤ期の子どもがご飯を食べないのはお母さんやお父さんの責ではないということです。
だから、ご飯を食べなくても気にしないことから始めてみませんか。
嫌いなものはひと口でいい

子どもがご飯を食べないのがどうしても気になる方もいると思います。
私の家では、子どもに嫌いなものはひと口でいいから食べようと言っています。
ひと口だけなら、子どもでも食べてくれやすいです。
それに、親の立場からしても気持ちが楽になります。
だって全部食べさせないとダメだと思ってしまうと毎日イライラしてしまいますよ。
子どもって嫌いなものが多いです。
でも、大きくなるにつれて少しずつ色々なものが食べれるようになってきます。
だから、嫌いなものはひと口食べたらオッケーでも特に問題はないです。
イヤイヤ期のご飯を食べさせる4つの工夫

イヤイヤ期の子どもにご飯を食べさせるのはなかなか苦労します。
私も色々と試してみましたが、うまくいかないことがほとんどです。
そこでこの章では、色々ためした結果比較的良かったと感じたものを紹介します。
具体的には以下の4つです。
- おやつは3時以降食べさせない
- 運動をさせる
- 嫌いなものは細かくする
- 怒らずほっておく
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
1.おやつは3時以降食べさせない
子どもが晩ごはんを食べないのは、おやつの食べすぎや食べた時間が遅い可能性があります。
大人でもそうですが、ご飯の前に間食をするとお腹があまりへっていないのでそんなに食べれないことがないでしょうか。
子どもも同じというか、子どもの方が胃が小さいのに余計に食べれなくなります。
おやつを全くあげない方がよいとは思いませんが、おやつを食べる時間を考える方がよいと思います。
私の家では、おやつはだいたい14時半か15時までには食べるようにしています。
晩ごはんが19時くらいなので、15時までに食べていると夜にはお腹もすいてきます。
子どもが晩ごはんを嫌がるようなら、おやつの食べさせている時間を見直してみるのもひとつです。
2.よく遊ばせる
イヤイヤ期の子どもにご飯を食べさせるために、昼間によく遊ばせることも大切です。
昼間に遊び足りない子どもは欲求不満になっているからです。
ご飯を嫌がるときに、もっと遊びたいと言っていないでしょうか?
子どもは、いったんこれがしたいと思ったらなかなか言うことを聞いてくれません。
だから、昼間にできるだけ子どもが満足のいくように遊ばせてあげることが大切です。
昼間になかなか遊ばせることが難しい方もいるかもしれません。
そんなときは、晩ごはんを食べたあとに一緒に遊んであげるなど子どもに言ってみてはどうでしょうか。
3.嫌いなものは細かくする
イヤイヤ期の子どもにご飯を食べさせるためには、嫌いなものを細かくしてわかりにくくすることも効果があります。
例えばにんじんやピーマンなどの野菜をみじん切りにして、ハンバーグのタネに混ぜてみることです。
大事なのは、お肉のタネにみじん切りの野菜を混ぜてください。
野菜だけだと味でわかってしまいます。
少し手間かもしれませんが、子どもが食べてくれるならやってみる価値はあると思います。
4.怒らずほっておく
イヤイヤ期の子どもにご飯を食べさせるための対処法の最後はほっておくことです。
大切なのは怒らずほっておくです。
絶対に食べさせないとダメと思い込んでしまうと、自分がしんどくなってしまいます。
そして、つい子どもにきつくあたってしまうようになります。
そうなると、子どもも余計に愚図ったりご飯を食べることが嫌いになるかもしれません。
食べたくないなら食べないでもいい。
と思う方が楽です。
それに、イヤイヤ言っている子どもも必ずお腹はへります。
お腹がへったら何か食べたくなるものです。
愚図ってる子どもはなかなか親の言うことを聞いてくれませんが、機嫌が良いと割を素直だったりします。
自分自身のストレスを少なく、ある程度割り切って子育てに取り組むことも大切です。
イヤイヤ期でご飯を食べないなら食べさせなくていい!理由と対処法を徹底解説!まとめ

子どもがご飯を食べてくれない以外にも、大変なことはたくさんありますよね。
わたしたち夫婦も毎日悩むことばかりです。
ただ、子どもがどうしたら自分からしてくれるかを考えて、実際にやってくれた時は本当にうれしいです。
これからも悩むことばかりなんだと思います。
イヤイヤ期の子どもは手をやくことが多いですが、子どもが大人になったら今のことを懐かしく感じるときがくるのでしょう。
今は今で大切な子育ての時間だと感じると、ストレスを感じないようにある程度割り切って子どもと向き合うでも良いのではないでしょうか。
あなたの子育てを少しでも楽になるように、ぜひ参考にしてみてください。
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